※実際の操作方法については「適格返還請求書を作成する」をご覧ください。
目次
適格返還請求書について
適格返還請求書(返還インボイス)とは、インボイス発行事業者が、返品・値引き・割戻しといった売上げに係る対価の返還等が行われた場合に、交付する書類です。
※売上げに係る対価の返還等に係る税込価額が1万円未満である場合には、その適格返還請求書の交付義務が免除されます。
詳しくは国税庁のサイトをご覧ください。
・返品や値引き等の売上げに係る対価の返還等を行う場合、適格請求書発行事業者は、何か対応が必要ですか。
・売上げに係る対価の返還等に係る税込金額が1万円未満である場合には、当該対価返還等に関し適格返還請求書を交付する義務が免除されるとのことですが、1万円未満の対価返還等とは、どのような単位となりますか。
◆適格返還請求書の記載事項
適格返還請求書に必要な記載事項は以下の通りです。
①インボイス発行事業者の氏名または名称及び登録番号
②対価の返還等を行う年月日
③対価の返還等の基となった取引を行った年月日
④対価の返還等の基となった取引内容(軽減対象である場合にはその旨)
⑤税率ごとに区分して合計した対価の返還等の金額(税抜きまたは税込み)
⑥ 対価の返還等の金額に係る消費税額等または適用税率
※「③対価の返還等の基となった取引を行った年月日」については、「〇月分」のように月単位の記載でも認められる場合がございます。
詳しくは国税庁のサイトをご覧ください。
・問59 売上げに係る対価の返還等の基となった課税資産の譲渡等を行った年月日の記載
ジョブカン見積/請求書でできること
①適格返還請求書として作成する方法
請求書のテンプレートを使い適格返還請求書を作成します。
帳票のタイトルを変更し「適格返還請求書」として発行することも可能です。
(帳票のタイトルの変更は必須ではありません。)
②適格請求書と適格返還請求書を1枚の帳票として作成する方法
適格請求書と適格返還請求書それぞれに必要な記載事項を記載して1枚で帳票を作成します。
1枚の帳票として作成する場合、継続してこの記載方法で作成してください。
1枚の帳票で作成する場合についての詳細は以下の国税庁のサイトをご覧ください。
・適格請求書と適格返還請求書を1つの書類で交付する場合
以上でございます。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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